調査実施国
- インドネシア
調査の目的
- 若年層のインドネシア新規ユーザーとの関係強化のため、メニューの構成を簡素化するとともにインドネシア語話者にとってわかりやすいメニューラベルに改善する。
- 目的とする考察:
- 実際の利用場面において、サブメニューへのパスはどのようなものが最適か。
- サービスカテゴリの下に、ユーザーはどのようなサブカテゴリを期待するか。
- あるサービスを見つけるのに、ユーザーは現状のサブカテゴリをどのように理解するか。またなぜそのように理解したのか。
調査の手法
- リモートツリーテスト
調査対象者
- UXArmyインドネシアパネルよりリクルート。
- 21-45歳のネイティブのインドネシア語話者
- 月収400万インドネシアルピー以上の方
- 週に1回以上銀行アプリを使用する方
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Approach 1: 競合他社のメニュー調査
インドネシアの主要銀行のアプリメニューにて、特にユーザーがよく使う下記メニューがどのように分類されているかをを調査した。
- ポイントの交換
- 投資信託の購入
- 住所変更
- クレジットカードの申し込み
- 一日の送金限度額の更新
- 口座引き落とし額の変更
- 投資商品の状況確認
Approach 2: リモートツリーテスト
- サンプル:
UXArmyパネルより200名 - 実施内容:
ツリーテスト、事後アンケート
- 35以上のチェック項目、8つのシナリオ、事後質問を含むツリーテストを実施。
- 前段の競合アプリの調査結果を踏まえて設計したカテゴリ構成とカテゴリラベルを検証した。
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調査の成果
目的のメニューの見つけやすさが改善され、苦情が減少、利用が増加- メニューの見つけにくさに関する苦情が83%減少した。
- アプリへのアクセスが160%増加した。
- アプリの一日あたりのアクティブユーザーが2倍以上に増加した。
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