調査の目的
- ユーザーニーズの理解:
ユーザーが、製品の購入に利用するECサイトを選ぶ動機や、サイトの機能・サービスに対する要求・期待を理解する。 - ユーザージャーニーの把握:
製品購入時のユーザーの状況と行動、ユーザーとECサイトとのタッチポイント、現状抱えている問題点などを把握する。 - 改善点の明確化:
競合他社と比較した際の、対象サイトの強み・弱みを把握し、改善点を明確にする。
調査の手法
- 専門家による、エキスパートレビュー(ヒューリスティック調査)
- デプスインタビュー
- ユーザビリティテスト
- レーティング
Approach 1: サイトの設計思想の比較分析(ヒューリスティック調査/競合調査)
- 各サイトの設計コンセプトの把握
対象サイト、および競合他社サイトの設計の特徴を視覚化し、背後にある各サイトの設計思想を分析。 - サイト設計上の課題の抽出:
専門家の視点から、商品検索⇒購入までの流れの中での、サイト設計およびローカライズの問題点を抽出。
Approach 2: ユーザージャーニー・ユーザーニーズの分析(デプスインタビュー)
- 購入プロセスの理解:
日常の業務において、ユーザーがどのような目的・プロセスで製品を探し、購入の意思決定~実際の購入に至っているのかをヒアリング。 - ユーザーニーズの分析:
購入に至るプロセスの中で直面した問題点や、購入に至ったサイトを選んだ理由をヒアリングし、ユーザーニーズを分析。
Approach 3: 現行サイトの立ち位置・改善の方向性の提示(ユーザビリティテスト・レーティング)
- タスクの実施:
製品検索や注文など、ユーザーが製品購入の際に業務で行っているシナリオに沿ってサイトを操作してもらい、サイト設計上の問題点や機能の過不足を把握。 - 問題点の分析と改善の方向性の提示:
タスク実施後、操作時に直面した問題点や、評価できる点について詳しくインタビューを行う。先行するヒューリスティック調査・デプスインタビューの結果と併せて、問題点の切り分けを行い、具体的な改善の方向性をご提示。 - タスク実行時の操作に対する満足度、再利用意向などを定量的に提示。その理由について考察。
調査の成果
- ブランドロイヤリティ強化の方向性が明確に:
調査の結果、ユーザーニーズやユーザージャーニーに対する現行サイトの問題点の発見のみならず、ユーザーがサイトに持っているイメージやブランドロイヤリティが明らかになり、サイトの目指すべき方向性が明確になった。
- フォローアップ調査:
約半年後に改善を行ったサイトに対し、リモートインタビューによるフォローアップ調査を実施。改善の効果検証を行った。
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